概要
閑臥庵の京普茶料理は精進料理で、油を巧みに使うのが特徴で、薬膳料理と相通じるものがあり、材料からしても非常に健康的でこれを食し続けていた黄檗の高僧は、おしなべて長生きだったといわれています。 元来、普茶席は、四人が一卓に対座し一器一椀から一品づつ、給仕なしでいただくものでありましたが、当庵はこの禅家の簡素な食礼に手を加え趣向をこらした上で後水尾法皇が好まれた三百年来の伝統の味を広く世間に広めるため二人から召し上がれるように致しました。 静寂に包まれた山内で心を休め疲れた体に自然が生んだ栄養を与えれば、きっと貴方様の健康生活にも はりがでることでございましょう。 京都ならではの「はんなり」とした雰囲気を、庵主の手づからによる料理でお楽しみ下さいませ。 ご来店前には必ず事前にご予約をお願い致します。